視力矯正の種類には何があるか、まとめてみます。
1.眼鏡・コンタクトレンズ
視力矯正法のなかでは最も一般的なものであります。 凹レンズの眼鏡、
コンタクトレンズで視力矯正を行ない、高すぎる屈折力を凹レンズで緩
和することにより、網膜上にピントが合うように視力矯正をする。
また、見えにくい自覚症状が有る場合で偽近視で無い場合には、医師
の処方にもとづいて、メガネ・コンタクトレンズなどの視力矯正の器具を
購入するのが大原則である。 見えにくいままで視力矯正せずにいると、
頭痛や肩こり、また生活するうえでのストレスとなり、体に大変好ましく
ない症状がでてくる。
2. 視力矯正手術
角膜を手術などにより薄くして屈折力を弱め、視力矯正する。これには
以下の手術法がある。
・RK手術
視力矯正として、鋭利なダイヤモンドメスで角膜の中心部を除いた部分
に4〜16本の放射状の溝をつけます。これによって、角膜の周囲が眼圧
で盛り上がり、逆に中心部は周囲から引っ張られ平坦になるため、角膜
の凸レンズ効果が弱まり視力矯正される。しかし将来眼球破裂の危険
があるため現在はあまり視力矯正手術としては行なわれていない。
・PRK手術
視力矯正として、エキシマレーザーという紫外線レーザーを角膜中心部
に照射し、その部位の組織を削り取る。中心部を深く、外側にいくにした
がって浅く削れば、角膜の凸レンズ効果が弱まり近視が視力矯正され
る。逆に削れば、角膜の凸レンズ効果が弱まり遠視が視力矯正される。
・LASIK手術 (レーシック)
PRKの改良型の視力矯正法で角膜の表面を円形に薄く剥がして、完全
に切り離さず、一部をつなげて、内部の角膜実質層だけに限局して、非
常に精度の高い制御下でエキシマレーザーを照射して削り取り、屈折異
常を視力矯正する。
レーザー照射後に、剥がしておいた角膜の表面を元通りに戻すという
視力矯正の手術である。
・ICR手術
角膜の周辺部にリングを埋め込んで変形させ、視力矯正する。これに成
功すれば眼鏡・コンタクトレンズの必要が無くなるが、 費用が高価 であり
後遺症が残る可能性がある、といった問題がある。
・phakic IOL(ICL)手術
これは眼内レンズを挿入し、視力矯正を行うものである。
3. 視力回復トレーニング
視力回復トレーニングにより毛様体の筋力を回復させ、視力矯正するも
のである。しかしその効果は個人差と個人の主観に頼るものであ、視力
矯正としては明確な方法はない。
4.オルソケラトロジー
視力矯正のため角膜矯正用コンタクトレンズを使用する方法である。 こ
れは夜寝る前に装着するだけで昼間は裸眼で過ごしたままで視力矯正
できるものである。