(視力矯正でのQ&A)
視力矯正手術は欧米では数百万人が受けていると言われていますが、
日本においては、まだ現実に視力矯正手術を取り入れている眼科医は
ごく少数であります。まだ新しい視力矯正技術で、長期の経過観察が
行われていないため、安全性や視力矯正効果についても今後どのよう
な問題が起きてくるかわからない状況なのです。ただ、現在は手術の
方法の研究・改善が続けられており、視力矯正手術の件数が増加して
います。
しかし現在日本では、近視は病気として扱われていないため、視力矯正
手術には健康保険が適用されていません。
Q、(視力矯正手術を受ける前にどのような検査をするのですか? )
A、検査では視力、前眼部、角膜、水晶体、最も奥の網膜の状態まで
視力矯正手術に適応があるかをくまなく調べます。また、視力矯正術
後の治り具合に影響を及ぼす可能性のある基礎疾患の有無の確認
も行います。
Q、(痛みはありますか? )
A、視力矯正手術中は麻酔の点眼薬を使用するので、痛みはほとんどあ
りません。
Q、(視力矯正手術を受けられないことがあるのですか?)
A、現在眼に病気を持っている方、円錐角膜などの病的な角膜の方、怪
我などで 角膜が濁ってしまった方、緑内障の方、糖尿病網膜症の方、
生まれつき視力が悪く眼鏡やコンタクトレンズで視力の出ない方などは
視力矯正手術が受けられないことがあります。
Q、(視力矯正手術後、注意することはありますか?)
A、視力矯正手術後、数日は感染に対して注意が必要です。手術後は歩
いて帰宅することができますが、異物などが眼に入らないようにサング
ラスの着用が必要です。レーシックの視力矯正手術の場合は入浴・洗
顔などは翌日から、洗髪は翌々日から始められます。ただし、視力の
矯正手術後 1週間は眼に汗や石鹸水が入らないように注意してくださ
い。目の周囲の化粧は、細菌感染の原因 になるので視力矯正手術後
1週間は行わないでください。また飲酒・喫煙は、視力矯正手術の当日
から手術後1週間 くらいは控えてください。長時間や夜間のお車の運
転も1週間程出来なくなります。
Q、(視力矯正手術後いつから見えるようになりますか?)
A、視力矯正手術当日も人によってはすでに眼鏡なしで日常生活が過ご
せる程の視力を得られる方もいますが、ほぼ良好な視力は視力矯正
手術翌日以降得られるでしょう。
Q、(視力矯正手術後、近視が戻ったりしないですか? )
A、視力が完全に安定するには半年〜1年くらいかかる場合があります
が、元の状態に戻ることはありません。視力矯正手術後、傷の回復に
は個人差がありますが、回復した時にやや戻りが出る場合があります。
Q、(視力矯正手術による失敗はないのですか?)
A、視力矯正手術が正しく行われる限り、まず失敗はありません。
術前に充分に検査を行い、 レーシック手術時に使用する視力矯正用の
エキシマレーザーは水分に吸収される為、角膜よりも奥の組織へは透
過しません。そのため眼球内部への影響はなく、失明の危険性はあり
ません。 また視力矯正手術後の肉眼で分かるような跡は残りません。